IFRS基準の考え方
IFRS会計基準(以下、IFRS)を任意適用する企業が徐々に増えてきているが、IFRSはどのような考え方に基づいて開発されているのであろうか。また、理解が難しいというよりも、腑に落ちないIFRSに遭遇したことはないであろうか。現行のIFRSの適用や解釈も重要であるが、背後にある考え方や会計処理の背景などを理解することも、IFSRの任意適用をしている場合はもとより、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みに関しても必要であろう。
このセミナーでは、各IFRSの横断的な論点に触れることによって、可能な範囲でIFRSの適切な理解に努める。さらに2018年3月改正のIASBの概念フレームワークを踏まえて、概念的な位置づけを確認し、IFRSにおける今後の方向性や検討課題の把握などに役立てたい。
講義回数
全3回(各回2.0時間)実施形態
ライブ配信+アーカイブ配信※本セミナーはライブ配信とアーカイブ配信をセットで提供いたします。アーカイブ配信のみ受講希望の方もお申込みいただけます。
※ライブ配信はZoomウェビナーを使用して配信いたします。視聴用URLはZoom (no-reply@zoom.us)から配信されます。
FP継続教育研修について
※新規単位付与希望申込の受付を終了いたしました。詳細はこちらをご確認ください。●単位数:各回2.0単位
●単位付与条件 アーカイブ配信:全時間受講後にレポートを提出(提出期限:2024年12月31日)
※FP継続教育研修のお申込み~単位申請までの流れはこちらをご確認ください。
CPDについて
●単位数:各回2.0単位●単位付与条件 ライブ配信:受講後のアンケート回答・全時間の受講
※CPD単位取得希望の方は、アンケートに研修登録番号を必ずご記入ください。未記入の場合、CPD単位の付与ができない場合があります。
※アーカイブ配信での受講の場合は単位付与対象外となります。「自己学習」としての利用は可能ですので、ご希望の方はご自身で単位の申告をお願いいたします。
※単位認定研修についての詳細はこちらをご確認ください。
実務補習単位について
●単位数:各回2.0単位●単位付与条件 ライブ配信:セミナー全時間の受講、受講後のアンケート回答
※アーカイブでの受講の場合は単位付与対象外となります。
※法人会員枠での受講の場合は単位付与対象外となります。
※単位認定研修についての詳細はこちらをご確認ください。
お申込み方法について
セミナーのお申込み方法は、こちらをご覧ください。受講料
会員
無料※法人会員は一口3名まで無料、超過した場合は超過人数1名あたり各回5,000円(税込)
※再受講は各回5,000円(税込)
非会員
1回あたり15,000円(税込)申込期限
日程
ライブ配信
第1回 2024年9月3日(火)14:00~16:00
第2回 2024年9月11日(水)14:00~16:00
第3回 2024年9月19日(木)14:00~16:00
アーカイブ配信
2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)
申込期限
ライブ配信:各回開催日の3営業日前まで アーカイブ配信:2025年3月23日(日)
講師紹介
秋葉 賢一 氏
1986年 横浜国立大学経営学部卒業。同年英和監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所。
1989年 公認会計士登録。1998年 同法人社員、2007年同法人代表社員を経て、2009年から現職。2001年から2009年まで企業会計基準委員会(ASBJ)へ出向。これまで、日本銀行金融研究所客員研究員、金融庁企業会計審議会幹事および専門委員、公認会計士試験委員、日本証券アナリスト協会試験委員(現在)、国税審議会委員(現在)などを務める。
<主な著書>
『エッセンシャルIFRS(第7版)』(中央経済社、2022年)、『会計基準の読み方 Q&A100(第2版)』(中央経済社、2019年)、『報酬にみる会計問題』(日本公認会計士協会出版局、2021年)、『投資のリスクからの解放―純利益の特性を記述する概念の役割と限界』(中央経済社、2023年、共著)
プログラム
第1回「IFRSでは当期純利益よりも包括利益を重視しているのか」
2024年9月3日(火) 14:00~16:00
・わが国との大きな相違といわれているその他の包括利益(OCI)やリサイクリング
・IASBの概念フレームワークにおける当期純利益の説明
・狭義のリサイクリング(=会計基準上のリサイクリング)と広義のリサイクリング
・IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」
AFP認定者/CFP®認定者:2.0単位
CPD単位数:2.0単位 研修コード:2103
第2回「IFRSでは公正価値の統一を目指しているのか」
2024年9月11日(水) 14:00~16:00
・資産負債アプローチに対する誤解
・IASBの概念フレームワークにおける測定基礎
・財務諸表の目的と測定
・IFRSにおける減損(IFRS第9号「金融資産」を含む)
AFP認定者/CFP®認定者:2.0単位
CPD単位数:2.0単位 研修コード:2103
第3回「IFRSではヒトもオンバランス化しようとしているのか」
2024年9月19日(木) 14:00~16:00
・2018年改正のIASBの概念フレームワークにおける認識・測定
・1970年代からある人的資源のオンバランス化の議論
・モノ(使用権モデルや資産除去債務)と同様の考え方によるヒトのオンバランス化
・IASB/ISSBにおける人的資源の開示
AFP認定者/CFP®認定者:2.0単位
CPD単位数:2.0単位 研修コード:2103
会場・受講方法
ライブ配信
お申し込み後、前日までにお申し込み頂いたメールアドレスに視聴URLをお送り致します。
また、ライブ配信ではZoomを利用します。
事前にこちらのマニュアルをご確認ください。
アーカイブ配信
アーカイブ配信は、ライブ配信と同じ映像を後日再配信するものです。
配信開始いたしましたら、ご案内メールをお送りいたします。
配信期間は本ページ内の日程欄をご覧ください。