実務補習に関するFAQ

2024年6月20日

実務補習に関する基本情報やよく寄せられる質問をFAQ形式でまとめました。こちらに記載のない内容については、問合せフォームからお問い合わせください。

  1. 実務補習について
  2. 入所手続について
  3. 通常講義(ライブ講義)について
  4. eラーニングについて
  5. ディスカッション・ゼミナールについて
  6. 考査について
  7. 課題研究について
  8. 単位について
  9. 実務補習の修了要件について
  10. 修了考査について
  11. 修業年限短縮について
  12. 休所について
  13. 退所について
  14. 転入所について
  15. 単位減免制度について
  16. 実務補習単位認定研修について
  17. 継続生について
  18. その他について

1.実務補習について

Q. 実務補習とは何ですか。
A. 実務補習は、公認会計士試験に合格した者に対して、公認会計士となるのに必要な技能を修習させるため、公認会計士の組織する団体その他の内閣総理大臣の認定する機関において行われるものです。実務補習を修了することは公認会計士登録する要件の一つです。
Q. 実務補習所には誰が通いますか。
A. 公認会計士試験合格者です。
Q. 実務補習所に入所する要件はありますか。
A. 公認会計士試験に合格していることが要件です。
Q. 入所するにあたって、費用は発生しますか。
A. 発生します。270,000円(入所料「15,000円」、補習料「255,000円」)をお支払いいただきます。
Q. 公認会計士試験合格者は実務補習所に必ず通わなければならないですか。
A. 公認会計士登録をするためには、必ず実務補習を修了する必要があります。
Q. 実務補習を修了するためにはどうすればよいですか。
A. 実務補習所で実施する講義等の受講、考査の受験、課題研究の提出により必要な単位を取得し、その後、日本公認会計士協会が実施する修了考査に合格することで実務補習が修了します。
<修了考査の詳細はこちら(日本公認会計士協会ウェブサイト)>
Q. 実務補習はどこで実施していますか。
A. 東京・東海・近畿・九州の4実務補習所及び東京実務補習所の傘下にある札幌・仙台・長野・新潟・静岡・金沢・広島・高松の8支所にて実務補習を実施しています。
<主な実務補習会場一覧はこちら
Q. 実務補習所には何年間通いますか。
A. 原則3年間です。第1学年を「J1」、第2学年を「J2」、第3学年を「J3」と呼びます。
Q. 進級要件はありますか。
A. ありません。毎年自動的に進級します。
Q. 3年間で修了できなかった場合はどうなりますか。
A. 継続生(「JX」と呼びます)になり、不足した単位を充足していきます。在籍年限は入所してから6年間です。詳細は「17.継続生について」を参照ください。
Q. どのような服装で通えばよいですか。
A. 服装は、平日、土日を問わず、原則としてビジネススーツ着用としますが、いわゆるビジネスカジュアルとされる服装は認めています。実務補習所は学校とは異なり、業務の一環、あるいはプロフェッショナル養成の場所であることに十分留意し、取引先企業やクライアントに訪問しても失礼とならない服装を心がけてください(入所式も同様です)。なお、考査・追試験に関しては自由な服装を認めます。
<服装についての詳細はこちら

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2.入所手続について

Q. 実務補習所に入所する場合、手続は必要ですか。
A. 11月中旬~12月にかけて会計教育研修機構ウェブサイトから入所の手続きが必要です。※12月を過ぎると翌期以降の入所となります。
Q. 実務補習所の入所手続は、入社予定の監査法人が行いますか。
A. 実務補習所の入所手続はご本人が行ってください。監査法人が入所手続を行うことはありません。
Q. 公認会計士試験に合格した年に入所しなければなりませんか。
A. 公認会計士試験に合格した翌年以降の入所も可能です。
Q. 昨年以前に合格した者ですが、入所するにはどのような手続きが必要ですか。
A. 昨年以前に公認会計士試験に合格した方の入所申込手続については、11月を目途に会計教育研修機構ウェブサイトに案内いたします。その案内にそって入所手続をしてください。

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3.通常講義(ライブ講義)について

Q. 講義はどのように実施されますか。
A. 会場で受講する講義です。補習所、支所によっては講義映像を収録したDVD視聴での講義を実施します。また、一部のライブ講義はオンラインを利用して受講することも可能です。
(注)一部の支所では事前エントリー制となっております(ディスカッション・ゼミナールも同様)。
Q. 講師はどのような方が担当しますか。
A. 講師は、日本公認会計士協会の会員(公認会計士)の中から理論及び実務に造詣の深い会員をもって構成しています。
Q. 講義はいつ開催されますか。
A. 各実務補習所・支所日程表を確認してください。
<日程表はこちら
Q. 欠席・遅刻・早退をする場合はどうすればよいですか。
A. 各実務補習所・支所事務局の指示に従ってください。※東京実務補習所は連絡不要です。
Q. 遅刻した場合の単位の取扱いはどうなりますか。
A. 1時間1単位の原則により、開始時刻から60分以内の遅刻は1単位減、開始時刻から60分超120分以内の遅刻は2単位減となります。※ディスカッション・ゼミナールも同様です。
Q. 早退した場合の単位の取扱いはどうなりますか。
A. 1時間1単位の原則により、開始時刻から120分超(2時間位以上出席)での早退は1単位減、開始時刻から60分超120分以内(1時間以上2時間未満出席)での早退は2単位減となります。※ディスカッション・ゼミナールも同様です。
Q. 必修科目の遅刻や早退は認められますか。
A. 必修講義については、講義開始から終了まで受講する必要があるため遅刻は認められません。翌年以降、該当科目を受講して単位を取得してください。※ディスカッション・ゼミナールも同様です。
Q. 下位学年のライブ講義を受講することはできますか。
A. 申込により受講することができます。各実務補習所・支所の申込方法に基づき、申込の上、受講してください。※ディスカッション・ゼミナールも同様です。
<申込方法はこちら
Q. 所属する補習所・支所以外で受講はできますか。
A. 原則は所属する実務補習所・支所で実施する講義のみ受講が認められています。※勤務先の都合で一定期間所属補習所での受講ができない場合、東京実務補習所へご連絡ください。
Q. ライブ講義で受講した講義が、eラーニング講義で配信されている場合は、eラーニング講義の受講で単位が付与されますか。
A. 重複受講となり、後から受講した講義については単位が付与されません。
Q. 補習生からの講師や講義に関して寄せられた意見・要望はどのように対応していますか。
A. より良い講義を提供するために毎年講師向け説明会を実施しています。皆様からいただいた意見もフィードバックしているので、ご意見があればお寄せください。
Q. (東京実務補習所のみ)複数回実施されるライブ講義で自身の所属班以外の講義を受講することはできますか。
A. ご自身が所属している班の講義に出席することが原則ですが、申込することで同一学年内の他のクラスに振替出席することを認めています(振替受講料3,000円の事前決済が必要です)。ただし、ディスカッション・ゼミナールの振替出席は認めていません。
<申込方法等はこちら

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4.eラーニングについて

Q. eラーニングとは何ですか。
A. 視聴期間内に、自身の都合に合わせインターネット経由で受講する講義形態です。
Q. eラーニングはどのように受講しますか。
A. eラーニングシステムにログインして受講します。受講に必要なパソコンやインターネット環境はご自身で準備します。初回のログイン方法は事務局から案内します。
Q. いつでも受講可能ですか。
A. 科目ごとに配信期間が設定されています。配信期間等の詳細はeラーニング日程表を確認ください。
<日程表はこちら
Q. 倍速視聴は可能ですか。
A. 初回の受講では倍速視聴はできません。視聴済のステータスになると倍速視聴が可能です。
Q. eラーニング講義の配信日程はどのように確認しますか。
A. eラーニング日程表から確認してください。
<日程表はこちら
Q. スマートフォンやタブレット端末で受講できますか。
A. できません。パソコンで受講してください。
Q. eラーニングシステムにログインできなくなりました。
A. 補習生カード番号、パスワードが正しいか確認してください。なお、休所中の方はログインできません。
Q. パスワードを忘れてしまいました。
A. ログイン画面の「パスワードをお忘れの方はこちら」から、パスワードの再発行申請をお願いします。
Q. パスワードを再発行しようとすると仮パスワード届きません。
A. 仮パスワードを送信するドメイン「artist-union.com」を受信可能にしてください。また、迷惑メールに入ってないか確認してください。
Q. eラーニングサイトからテキストのダウンロードができません。
A. 補習生マイページからもテキストのダウンロードができますので、そちらもご利用ください。
Q. eラーニング受講時にエラーが出てしまいましたがどうすれば良いですか。
A. 二重ログインである場合、ログインしたと思われる端末を全てログアウトするようにしてください。不正受講を防ぐため、二重ログインは出来ない仕様になっています。Edgeで過去ログインし、その後chromeでのログインなどされている場合もエラーの要因になります。ネット回線が混んでいる等の視聴環境による要因の場合、時間帯を変えて視聴してください。視聴端末による要因(セキュリティ等制限がかかる)の場合は、別のPCから視聴してください。法人のPCでのログインをされている場合、所属法人のセキュリティによる影響が考えられるので、所属法人の情報システム部門へご相談ください。
Q. eラーニング受講時に暗号が出ませんでしたが、どうすればいいですか。
A. 動画視聴はPCを推奨しておりますが、全画面表示をすることで暗号が見れなくなってしまうため、全画面表示での視聴はご遠慮ください。暗号を確認できなかった場合は、再度受講してください。
Q. ライブ講義を受講したにも関わらず、eラーニングシステムでは未受講になっていますが不具合でしょうか。
A. eラーニングシステムは、eラーニングの受講状況を反映しているため、対面受講・オンラインライブ講義の受講結果は反映されない仕様です。
Q. 下位学年の単位が不足したのですが、下位学年のeラーニング講義を受講することは可能ですか。
A. 申込により受講することができます。eラーニング受講システムから、申込の上、受講してください(1科目3,000円)。
<申込方法はこちら
Q. 単位にならなくてもいいので、対象学年以外のeラーニング講義を視聴することは可能ですか。
A. 可能です。修了考査に向けた学習や自己研鑽をする補習生のために、単位付与の対象外ですが全学年のeラーニング講義を視聴できるようにしております。
Q. 講師への質問は可能ですか。
A. eラーニング講義の内容に関する質問はeラーニングシステム内の「お問い合わせ」よりお送りください。いただいた質問は講師に確認して事務局から回答するようにいたします。
Q. 実務補習所で公認会計士登録後のCPD研修(継続的専門能力開発研修)のeラーニング科目を受講することは可能ですか。
A. 実務補習所では受講出来ません。準会員登録することで受講が可能です。
Q. 公認会計士登録後のCPD研修(継続的専門能力開発研修)のeラーニング科目を受講すると実務補習所の単位になりますか。
A. 実務補習所の単位になりません。

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5.ディスカッション・ゼミナールについて

Q. ディスカッションとは何ですか。
A. 特定のテーマにて、少数のグループで議論や発表を行います。事前に提示されたテーマを確認して受講してください。
(科目例)ディスカッション【その1】
Q. ゼミナールとは何ですか。
A. 講義科目に準拠し、テキスト・資料から分析等を行い、少数のグループで議論や発表を行います。該当する講義を受講した上で、ゼミナールを受講してください。
(科目例)経営分析総論【ゼミナール】
Q. 欠席・遅刻・早退をする場合はどうすればよいですか。
A. 所属の実務補習所・支所事務局の指示に従ってください。
※参加人数によってチーム分け等を行うため、できるだけ早めに所属の実務補習所・支所へ連絡ください。
※東京実務補習所は連絡不要です。
Q. (東京実務補習所のみ)自身の所属班以外のディスカッション・ゼミナールを受講することはできますか。
A. ディスカッション・ゼミナールは班によるグループワークとなるため、同一学年内の他班への振替はできません。

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6.考査について

Q. 考査はどのように実施されますか。
A. 講義の理解度を確認する試験として、3年間で10回(J1:7回、J2:2回、J3:1回)実施します。全10回の考査は、決められた日時と場所で実施します。日時は全国共通ですが、場所は各実務補習所・支所で異なります。
Q. 考査の情報はどのように公表されますか。
A. 実施日程は、各実務補習所・支所の日程表に実施日程を公表します。その他の詳細は、ウェブサイトに実施要領を掲載する方法で公表します。
Q. 受験申し込みは必要ですか。
A. ご自身の学年が対象の考査については申し込み不要です。下位学年対象の考査や追試験の受験は申し込みが必要です。
Q. 下位学年対象の考査や追試験を受験したいのですが、手続は必要ですか。
A. 下位学年対象の考査や追試験の受験は申し込みが必要です。実施要領に記載されている申込方法に基づき、申込手続をしてください。なお、受験料は15,000円/1回です。
Q. 試験会場はいつ公表されますか。
A. ウェブサイトに公表する実施要領に掲載します。
Q. 受験会場の変更は可能ですか。
A. 会場の変更はできません。ご所属の補習所・支所で指定された会場で受験してください。
Q. 試験範囲について教えてください。
A. 実施回ごとに考査対象科目があります。実施要領にて確認してください。
Q. 考査に向けた学習はどのように進めればよいでしょうか。
A. 実務補習所の考査は、考査対象科目の講義及び教材から出題しています。講義を受講した上で、教材や過去問題を使用して考査を受験してください。
Q. 成績はいつ公開されますか。
A. 試験日から約1か月後に補習生マイページで公開する予定です。
Q. 欠席した場合は、追試験へ振替はできますか。
A. 自己都合等(病欠含む)で欠席する場合は振替できません。追試験を申込みの上、受験してください。
Q. 考査の過去問題はありますか。
A. 過去5年間分の考査問題及び答案用紙を公開しています。
<考査問題はこちら

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7.課題研究について

Q. 課題研究はどのように実施されますか。
A. 各実務補習所運営委員会が設定したテーマに関して研究報告書(論文形式)を提出する方法で実施します。
Q. 何回実施されますか。
A. 3年間で6回(J1:3回、J2:2回、J3:1回)実施します。
Q. テーマや提出方法はいつ公表されますか。
A. 実施回ごとに実施期間が設定されます。その実施期間の初日にウェブサイトを通じて公表されます。
Q. 提出先を間違えてしまった場合、どのようにすればよいでしょうか。
A. 正しい提出先に提出してください。誤って提出してしまったものは削除できませんが、採点に影響はないので安心してください。
Q. 採点はどのようにされますか。
A. 提出された研究報告書の採点は、論理展開・結論の導き方・文章表現等、全体的な構成能力等を運営委員が行います。
Q. 下位学年の課題研究や追論文を再提出したいのですが、手続は必要ですか。
A. 必要です。実施要領に記載されている方法に基づき、該当の課題研究の実施期間内に提出料の支払をした上で、研究報告書を提出してください。なお、提出料は15,000円/1回です。
Q. 追論文はどの学年でも提出できますか。
A. 最終学年者(J3、短縮生、継続生)のみです。

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8.単位について

Q. 実務補習における単位とは何ですか。
A. 実務補習の修了を判定するために使用するものです。講義等の受講、考査の受験、課題研究の提出により決められた単位が付与されます。
Q. 単位はどのように計算されますか。
A. 講義やディスカッション・ゼミナールは、1時間を1単位として計算されます。考査や課題研究は、各回の成績(100点満点、40点以上のものに限る)の合計点を10で除した数の単位(1未満の端数は切り捨て)が付与されます。
Q. 取得した単位の確認はどのように行いますか。
A. 実務補習において取得した単位や受講履歴等は、ご自身の補習生マイページから確認をします。単位や成績等についてはご自身で管理してください。
Q. 受講した講義の単位が付与されていません。
A. 講義(eラーニング含む)の単位は、1週間から2週間程度で補習生マイページの成績状況に反映されます。2週間以上経過しても成績状況に反映されない場合はお手数ですが事務局にお問い合わせください。
<お問い合わせはこちら
Q. 単位が不足した場合にどのように補いますか。
A. 不足した単位を充足するために、必要な金額を支払って、単位を充足してください。
講義、ディスカッション・ゼミナール:3,000円/1コマ
考査、追試験:15,000円/1回
課題研究、追論文:15,000円/1回
Q. 同じ講義を複数回受講したら単位はどうなりますか。
A. 同じ講義を2回以上受講しても重複受講となり、単位の加算はされません。
Q. 2度目に受験した考査の成績が1度目の成績より低かった場合は、どうなりますか。
A. 1度目に受験した際の成績がそのまま残ります。前回の成績よりも高い成績の場合のみ取得単位が更新されます(課題研究も同様です)。

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9.実務補習の修了要件について

Q. 修了考査受験要件とは何ですか。
A. 実務補習は日本公認会計士協会が実施する修了考査に合格することで修了します。その修了考査を受験するためには、①実務に関する講義及び実地演習、②考査、③課題研究において定められた単位を取得する必要があります。入所年期により要件が異なるのでご自身の入所年期の単位要件に従って単位を充足してください。※実務要件は公認会計士登録の際に必要となります。
Q. 講義は何単位取得する必要がありますか。
A. 270単位以上を取得する必要があります。その中に①J1で「180単位以上」、②J2で「40単位以上」、③J3で「20単位以上」、④ディスカッション・ゼミナールで「30単位以上」、⑤必修科目を全て受講、の5つの要件を含む必要があります。入所年期により要件が異なるのでご自身の入所年期の単位要件に従って単位を充足してください。また、入所年期によって科目編成等の変更により、必修科目に変更が生じるため、入所した時期の必修科目はかならず確認してください。
Q. 考査は何単位取得する必要がありますか。
A. 60単位以上(600点以上)を取得する必要があります。その中で、①監査総合グループ第1回から第8回の合計点が「480点以上」、②税務グループ第1回から第2回の合計点が「120点以上」、③実施回(全10回)の点数が全て「40点以上」、の3つの要件を含む必要があります。ず確認してください。
Q. 課題研究は何単位取得する必要がありますか。
A. 36単位以上(360点以上)を取得する必要があります。また各実施回(全6回)の点数が全て「40点以上」の必要があります。

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10.修了考査について

Q. 修了考査について教えてください。
A. 12月中旬ごろ、2日間にわたって実施されます。
<修了考査の詳細はこちら(日本公認会計士協会ウェブサイト)>

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11.修業年限短縮について

Q. 修業年限短縮とは何ですか。
A. 公認会計士となる資格を有するためには、業務補助又は実務従事等の実務経験が必要です。業務補助等の経験を満たした時期によって、通常3年である修業年限を短縮することができます。
<修業年限を短縮する場合はこちら
Q. 申請期間は決まっていますか。
A. 毎年12月1日から翌年1月15日までです。それ以外の期間での申請は受け付けません。
Q. 業務補助等の期間が3年以上になる前に申請することはできますか。
A. できません。申請は業務補助等の期間が3年以上経過してから行ってください。
Q. 「業務補助等報告書」及び「業務補助等証明書」の準備が間に合いません。どうしたらいいでしょうか。
A. 申請段階では、金融庁へ提出前のドラフト版で大丈夫です。金融庁への正式な報告書等の提出が済み次第、所属する実務補習所事務局へ速やかに正本版の写しを提出してください。
<実務経験(業務補助等)についてはこちら(金融庁ウェブサイト)>
Q. 全ての申請が完了するまでは上位学年の講義等は受講することはできないですか。
A. 会計教育研修機構に申請を受領後、必要な申請書類が揃っていれば会計教育研修機構から年限変更完了連絡を行います。年限変更完了連絡を受けたら、上位学年の講義受講・考査受験・課題研究提出が可能となります。ただし、ライブ講義については、所属の実務補習所に修業年限短縮申請書類を提出した日から受講が可能です。
Q. 修業年限短縮の申請を取り下げることは可能ですか。
A. 可能です。申請を取り下げる場合は、必ず取り下げ届に必要事項を記入して、受理番号通知書の提出期日(6月30日)までに提出してください。
<修業年限短縮申請を取り下げる場合はこちら

詳細な申請に関してはこちらを参照ください。

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12.休所について

Q. 休所とは何ですか。
A. 病気その他やむを得ない事由が発生し、実務補習を受けられない期間が継続して暦月 1か月以上となる場合に、実務補習を一定期間休むことができます。休所する場合には、必ず事前に「休所願」を所属する実務補習所(支所所属の補習生は東京実務補習所)に提出し承認を受けてください。
<休所する場合はこちら
Q. 休所はどのくらいの期間認められますか。
A. 休所の期間は継続して1年以内です。休所期間が1年を超える場合は事由を書面により提出して承認を受けてください。
Q. 休所期間は在籍年限に含まれますか。
A. 休所期間も在籍年限6年の期間に含まれます。
Q. 休所期間中に実施された講義の受講はどうなりますか。
A. 修業年限内に休所した場合、翌年の同じ時期に開催されている講義・eラーニング講義・考査・課題研究を無料で受講することができます(期間に連動しているため翌年同じ講義を受講できないこともあります)。ただし、追試験・追論文については無料振替の対象外です。

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13.退所について

Q. 退所する場合には手続きが必要ですか。
A. 必要です。退所希望日の2週間前までに「退所届」を所属する実務補習所(支所所属の補習生は東京実務補習所)に提出し承認を受けてください。
<退所する場合はこちら
Q. 退所後に、再度入所することはできますか。
A. 再度実務補習申込手続(入所料及び補習料の支払いを要する)を行い、再び入所することができます。なお、退所後2年以内に再入所した場合に限り、退所前に取得していた単位を通算して再入所することができます。

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14.転所について

Q. 転所とは何ですか。
A. 転所とは、やむを得ない事由により、他の実務補習所又は支所に移動しようとすることです。転所を希望する場合は、事前に「転所願」を現在所属する実務補習所(支所所属の補習生は東京実務補習所)に提出し承認を受けてください。
<転所する場合はこちら

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15.単位減免制度について

Q. 単位減免制度とは何ですか。
A. 実務補習単位の減免制度は、会計専門職大学院で履修した科目が、実務補習単位減免の対象となっている場合、実務補習単位減免の申請により実務補習の単位が減免される制度です。
現在は、①通常の単位減免、②会計大学院協会連携講座による単位減免、③シラバス教科の単位減免、の3つの枠組みで単位減免が可能です。
Q. どのような手続きが必要ですか。
A. 所定の様式に当該専門職大学院が発行する成績証明書を添付の上、所属する実務補習所事務局まで提出してください。
Q. 申請期間は決まっていますか。
A. 毎年12月1日から翌年5月31日までです。それ以外の期間での申請は受け付けません。

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16.実務補習単位認定研修について

Q. 実務補習単位認定研修とは何ですか。
A. 「実務補習単位認定研修」制度は、実務補習規程第8条第2項に基づき、実務補習の目的に照らし適当と認められた研修会やセミナーを実務補習科目として認定するものです。
<単位認定研修についてはこちら

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17.継続生について

Q. 継続生とは何ですか。
A. 継続生は、実務補習の修了年限である3年間(短縮生の場合は短縮年限)で修了考査受験要件を満たすことができなかった補習生のことです。
Q. 継続生になるために必要な手続きはありますか。
A. 毎期、継続在籍料として30,000円の支払いが必要です。また「単科継続生」と「本科継続生」いずれかを選択する必要があります。
Q. 実務補習所に在籍できる年限は決まっていますか。
A. 入所してから6年間在籍することが可能です。6年間を経過すると退所になり、再度入所することになります。(全ての単位が引き継がれません。)
Q. 単科継続生とは何ですか。
A. 単科継続生は、講義(3,000 円/1コマ)、考査(15,000 円/1回)、課題研究(15,000円/1回)の費用を都度負担することで、講義の受講、考査の受験、課題研究の提出をすることが可能な継続生です。
Q. 本科継続生とは何ですか。
A. 本科継続生は、年間(毎年 11 月~10 月)60,000 円の負担により、すべての講義の受講、考査の受験(申込が必要)、課題研究の提出をすることが可能な継続生です。
ただし、期末に実施する追試験、追論文は対象外なので、都度費用負担が発生します。また継続在籍料30,000円も別途支払う必要があります。
Q. 継続在籍料の支払手続はどのように行いますか。
A. 継続在籍料については11月を目途に対象の方に支払手続きに関する案内をいたします。その案内に従ってお支払いください。支払期日を過ぎてしまった場合は、事務局にご連絡ください。

補習所にしばらく通っていなかった方はこちらを参照ください。

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18.その他について

Q. 各アンケートへの対応やフィードバックはどのように行われますか。
A. こちらのFAQを活用して、いただいた意見に対しての対応をフィードバックしていきます。期日を過ぎてしまった場合は、事務局にご連絡ください。
Q. 補習生マイページのテキストダウンロードページからテキストの閲覧・ダウンロードができません。
A. お手数ですが、お問い合わせよりご連絡ください。
Q. 氏名が変更になりましたが、手続は必要ですか。
A. 必要です。氏名変更の届け出の手続きをしてください。
詳細はこちら
Q. 登録している住所、勤務先、電話番号、携帯電話番号、メールアドレスを変更する場合はどのように手続きをしますか。
A. 補習生マイページの登録情報をご自身で変更してください。手続きをしてください。
Q. 準会員登録を変更した場合、補習所の登録情報も変更されますか。
A. 変更されません。補習所の登録情報も補習生マイページから変更してください。
Q. 所属する実務補習所・支所の連絡先がわかりません。
A. 以下にご連絡ください。
  東京実務補習所  03-3510-7862
     札幌支所  011-221-6622
     仙台支所  022-222-8109
     長野支所  026-229-9669
     新潟支所  03-3510-7862(東京と同じ)
     静岡支所  03-3510-7862(東京と同じ)
     金沢支所  076-265-6625
     広島支所  082-248-2061
     高松支所  087-826-7628
  東海実務補習所  052-533-1112
  近畿実務補習所  06-6271-0401
  九州実務補習所  092-715-4317
Q. (東京実務補習所のみ)平日に講義を受講することが難しい場合どうすればいいですか。
A. 東京実務補習所では、主に土曜日に講義を行う土曜日クラスを設けています。一般事業会社に勤務している又は勤務することが内定している方で、平日の講義を受講することが難しい場合は、申込により、この土曜日クラスを選択することができます。

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