サステナビリティ開示基準入門
社会・環境の持続可能性と経済成長の両立を目指して「サステナビリティ」という概念や用語が浸透しています。サステナビリティは、国際目標である「持続可能な開発目標」(SDGs)を達成するための取り組みを言います。サステナビリティ情報は、利用者には比較可能性、透明性、独自性の観点から重要であり、また時間軸をもってサステナビリティ情報を開示する企業の姿勢は有用だと考えられています。国際的な比較可能性と財務上の品質向上を通じて、資本市場に透明性をもたらすことなどを目的とするIFRS財団も、国際会計基準審議会(IASB)と国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を擁して、IFRS会計基準とともにIFRSサステナビリティ開示基準を開発しています。IFRSサステナビリティ開示基準をはじめとするサステナビリティ情報開示に関する規制と基準開発のあり方について、「これまで」、「いま」、そして「これから」を解説します。それを踏まえて、主たるサステナビリティ開示基準の考え方とポイントを概説するとともに、学術研究からの知見などを紹介します。
講義回数
全3回(各回1.5~2時間)実施形態
ライブ配信+アーカイブ配信※本セミナーはライブ配信とアーカイブ配信をセットで提供いたします。アーカイブ配信のみ受講希望の方もお申込みいただけます。
※ライブ配信はZoomウェビナーを使用して配信いたします。視聴用URLはZoom(no-reply@zoom.us)から配信されます。
CPDについて
単位数は各回によって異なります。詳細は各回の記載をご確認ください。●単位付与条件 ライブ配信:受講後のアンケート回答・全時間の受講
※アーカイブ配信での受講の場合は単位付与対象外となります。「自己学習」としての利用は可能ですので、ご希望の方はご自身で単位の申告をお願いいたします。
※単位認定研修についての詳細はこちらをご確認ください。
実務補習単位について
●単位数:各回2.0単位●単位付与条件 ライブ配信:セミナー全時間の受講、受講後のアンケート回答
※アーカイブでの受講の場合は単位付与対象外となります。
※法人会員枠での受講の場合は単位付与対象外となります。
※単位認定研修についての詳細はこちらをご確認ください。
お申込み方法について
セミナーのお申込み方法は、こちらをご覧ください。受講料
会員
無料※法人会員は一口3名まで無料、超過した場合は超過人数1名あたり各回5,000円(税込)
非会員
1回あたり15,000円(税込)申込期限
日程
ライブ配信
11月14日(木) 14:00~15:30(1.5時間)
11月21日(木) 13:00~15:00(2時間)
11月21日(木) 15:15~16:45(1.5時間)
アーカイブ配信期間
2024年11月26日(火)~2025年3月31日(月)
申込期限
ライブ配信:各回の実施日の3営業日前まで アーカイブ配信:2025年3月23日(日)
講師紹介
杉本 徳栄 氏
1988年 神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。
1997年 博士(経済学)東北大学。
1986年~1987年 韓国延世大学校(Yonsei University)商経大学大学院留学。
1999年~2000年 Duke University, Fuqua School of Business, Research Scholar。
1988年 鹿児島経済大学専任講師・助教授、1994年 龍谷大学助教授・教授を経て、2005年より現職。
国際会計研究学会(JAIAS)会長、文部科学省中央教育審議会専門委員、公認会計士試験試験委員、税理士試験試験委員、会計大学院協会(JAGSPA)理事長・相談役などを歴任。現在、国際会計研究学会(JAIAS)理事、日本会計教育学会(JAAER)理事などを務める。
<主な著書>
『ペンマン 価値のための会計』(共訳:白桃書房、2021年)、『国際会計の実像』(同文舘出版、2017年)、『事例分析 韓国企業のIFRS導入』(編著:中央経済社、2011年)、『ケーススタディでみるIFRS』(監修・執筆:金融財政事情研究会、2010年)、『アメリカSECの会計政策』(中央経済社、2009年)、『国際会計〔改訂版〕』(同文舘出版、2008年)など。
プログラム
第1回 サステナビリティ情報開示の規制と基準開発の構図および国際的動向
11月14日(木) 14:00~15:30(1.5時間)
アーカイブ配信:2024年11月26日(火)~2025年3月31日(月)
非財務情報、サステナビリティ情報開示の規制と基準開発(ISSB、ヨーロッパ連合(EU)、アメリカ、日本、韓国など)、サステナビリティ情報の開示と保証のあり方など
CPD単位数:1.5単位 研修コード:2301
第2回 サステナビリティ情報開示の規制と基準の考え方・ポイント
11月21日(木) 13:00~15:00(2時間)
アーカイブ配信:2024年11月26日(火)~2025年3月31日(月)
IFRSサステナビリティ開示基準(IFRS S1号、IFRS S2号)、EUのヨーロッパ財務報告諮問グループ(EFRAG)によるヨーロッパサステナビリティ報告基準(ESRS)、アメリカ証券取引委員会(SEC)による気候関連情報開示規則、日本のサステナビリティ開示基準(案)など
CPD単位数:2.0単位 研修コード:2301
第3回 学術研究から読み解くサステナビリティ情報開示の規制と基準
11月21日(木) 15:15~16:45(1.5時間)
アーカイブ配信:2024年11月26日(火)~2025年3月31日(月)
サステナビリティ情報開示の実態と特徴、ESG開示義務の影響、ESG活動と企業価値、サステナビリティ情報の報告義務の影響、マテリアリティ(重要課題)開示の有用性など
CPD単位数:1.5単位 研修コード:2301
会場・受講方法
ライブ配信
お申し込み後、前日までにお申し込み頂いたメールアドレスに視聴URLをお送り致します。
また、ライブ配信ではZoomを利用します。
事前にこちらのマニュアルをご確認ください。
アーカイブ配信
アーカイブ配信は、ライブ配信と同じ映像を後日再配信するものです。
配信開始いたしましたら、ご案内メールをお送りいたします。
配信期間は本ページ内の日程欄をご覧ください。
ご参加にあたってのお願い・注意事項
●受講者お一人ずつ異なるメールアドレスでお申込みください。共有メールアドレスでのお申込みは受講管理の都合上お受けできかねます。
●荒天、天災、交通災害、通信回線障害、講師の急病その他やむを得ない事情により、セミナー延期、中止、中断させていただくことがあります。
●本セミナーの録画・録音・撮影、スクリーンショットやダウンロード、また資料の無断転用は固くお断りいたします。
●受講アカウントの共同利用は固くお断りいたします。必ず受講者ごとにお申込みください。講義映像をスクリーン等に投影し、複数人で視聴するような行為もご遠慮ください。
●本講座の記録及び広報のため、本講座の様子を撮影又は録画し、参加者の方を特定しない形で利用をさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
●本講座受講者において、迷惑行為及び、進行の妨げとなる行為(不規則発言など)が行われた場合には、強制的に退出させる場合があります。