独立社外役員・執行役員向け講座(8月~10月開催分)
持続的な企業価値の向上のためには“人への投資”が重要であり、特に経営人材の育成に本腰を入れて取り組む企業が増えています。このような背景を踏まえ、社会人を対象とする教育財団として、当法人においても『独立社外役員・執行役員向け講座』を開講いたします。
『独立社外役員』には経営の監督者として企業全体を俯瞰してみられるよう現在のビジネス環境や全社戦略、監督者としての視点、現在の経営課題を解説する14講座(全14回)(講座No.1~6、11~18)を推奨しております。
『執行役員』にはビジネスを自ら執り行うために必要となる、現在のビジネス環境、あるべき事業戦略やビジネスの様々な場面で求められる意思決定のために必要なスキル・知識、現状の経営の課題を解説する14講座(全16回)(講座No1~14)を推奨しております。
講義回数
全20回実施形態・定員
ライブ配信: 100名、集合研修: 20名、見逃し配信: 定員なしFP継続教育研修について
●AFP認定者/CFP®認定者:2時間のセミナー 2.0単位、1時間30分のセミナー 1.5単位●単位付与条件 集合研修:受付にて出席確認、ライブ配信:受講中の出席確認
※見逃し配信でのご視聴の場合、FP継続研修単位は付与対象外となります。あらかじめご了承ください。
CPEについて
●単位付与条件 集合研修:受付にてCPEカード登録、ライブ配信:受講後のアンケート回答※見逃し配信でのご視聴の場合、CPE単位は付与対象外となります。あらかじめご了承ください。
実務補習単位について
●単位付与条件 集合研修:受付での署名簿への記入、ライブ配信:終了後のアンケート回答※見逃し配信でのご視聴の場合、実務補習単位は付与対象外となります。あらかじめご了承ください。
受講料
会員
無料※法人会員は1口につき各回3名まで無料、超過人数1名につき各回3,000円
非会員
各回10,000円申込期限
日程
日時: 2022年8月29日(月) 14:00~15:30、9月16日(金)、9月30日(金) 、10月14日(金)、10月21日(金)、10月27日(木) ※9月16日以降は14:00~16:00
申込期限
集合研修、ライブ配信は各回の実施日の3営業日前、見逃し配信は2営業日前までのお申込みとなります。
プログラム
1. コーポレートガバナンスと会計・財務リテラシーの重要性
日時: 2022年8月29日(月) 14:00~15:30
今日の経営環境において、企業が持続的に成長するためには経営者と取締役会による会計・財務に関する本質的な理解が極めて重要な条件になっています。コーポレートガバナンス・コードが資本コストの重要性を謳っているのも、これが長期持続的に企業が競争に打ち勝ち、成長を続ける上で重要な意味を持っているからです。その背景と構造を明らかにし、これからの時代に経営者が持つべき会計・財務リテラシーについて論じます。
冨山 和彦 氏
2. 企業を取り巻くビジネス環境~サステナビリティと企業経営~
日時: 2022年9月16日(金) 14:00~16:00
現代は、将来の予測が難しく「確かなもの」が見えにくい時代です。企業のビジネス環境も急激に、かつ、大きく変化しています。このような状況において、地球環境と社会の持続可能性の維持に貢献すること、少なくとも、持続可能性に対する脅威とならないこと、すなわち、サステナビリティへの貢献は、企業経営にとってファンダメンタルな要素です。本講座は、企業経営において考慮すべきサステナビリティについて、基礎的な理解を深めることを狙いとしています。
手塚 正彦 氏
3. 企業を取り巻くビジネス環境~日本にとって地政学リスクとはなにか~
日時: 2022年9月30日(金) 14:00~16:00
日本はロシア、北朝鮮、中国という専制核保有国「惑星直列」状態を、近隣に抱えています。OECD加盟国中、こんな国はありません。 ウクライナ戦争を経たあと、世界はどう変化したのでしょう。グローバル経済は、どこへ向かうのか。これら問題を、あくまでも日本にひきつけて考えてみる時間にします。 中でもフラッシュポイントは、台湾。ここで考慮しておくべき問題は、時系列的にどう整理できるのか。ビジネスの目で考えます。
谷口 智彦 氏
4. 競争戦略の論理
日時: 2022年10月14日(金) 14:00~16:00
競争戦略の目的は競争の中で長期利益を獲得することにある。そのためには競合他社に対する「違い」をつくらなければならない。競争戦略の基盤にある論理を論じる。
楠木 建 氏
5. 全社戦略と事業ポートフォリオマネジメント
日時: 2022年10月21日(金) 14:30~16:30 ※開催時間が変更になりました。
コーポレートガバナンス・コードにおいて資本コストを踏まえた事業ポートフォリオマネジメントの必要性が強調されているように、事業を複数持つ企業にとって、全社戦略を考えることの重要性はますます高まっている。「日本企業には事業戦略はあるが全社戦略はない」などとも揶揄されてきた中、全社戦略とは何かから始まり、実務に直結する打ち手を具体的に考察する。
松田 千恵子 氏
6. ROIC経営と企業価値
日時: 2022年10月27日(木) 14:00~16:00
改訂コーポレートガバナンス・コードでは、経営戦略の策定にあたり、資本コストを把握したうえで、収益計画や資本政策の方針を示すことが求められるようになりました。また2022年に発表された中期経営計画でもROEだけでなく、ROICをKPIに掲げる企業が増えています。日本企業の低収益性の理由の1つとして、事業ポートフォリオの見直しの遅れが挙げられてきました。事業ポートフォリオの組み替えとROIC経営、そして企業価値創造について議論します。
野間 幹晴 氏
独立社外役員・執行役員向け講座 見逃し配信スケジュール
集合講義およびライブ配信の日程で参加ができなかった方のために、当日収録した映像を放映いたします。
オンデマンド配信と異なり、特定の日時に放映している講義を視聴することとなります。
各講座の配信日はこちらをご覧ください。
会場・受講方法
会場参加_東京金融ビレッジ
〒100-0004
東京都千代田区大手町1-9-7 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー5階
備考
アクセス:大手町駅から直結(東京メトロ丸ノ内線A1出口(鎌倉橋方面)が最寄り)
大手町駅には、東京メトロ丸ノ内線・半蔵門線・千代田線・東西線、都営三田線が乗り入れています。
参加希望の方は、感染症対策についてこちらもご覧ください。
ライブ配信
お申し込み後、前日までにお申し込み頂いたメールアドレスに視聴URLをお送り致します。
また、ライブ配信ではZoomを利用します。
事前にこちらのマニュアルをご確認ください。