【JFAEL 特別フォーラム】サステナビリティ情報開示の浸透と保証業務義務化に向けたビジョン―国際的動向と日本基準の進展
2025年3月の日本版サステナビリティ基準(S1,S2)の確定をうけ、これから企業に求められるサステナビリティ開示・保証対応について、国際的な動向をふまえながら今後の進展について解説します。
≪後援≫
日本公認会計士協会
≪タイムテーブル≫
時間 | 内容 |
---|---|
11:00-11:10 | 開会のことば(理事長:手塚正彦) |
11:10-12:10 | 【特別フォーラム①】 小森 博司 氏(国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事) 「日本企業に期待されるサステナビリティ情報開示への取組み」 |
12:10-13:00 | 休憩 |
13:00-14:30 | 【特別フォーラム②】 野崎 彰 氏(金融庁企画市場局 企業開示課長) 「日本におけるサステナビリティ開示および保証の展望」 |
14:30-14:45 | 休憩 |
14:45-16:15 | 【特別フォーラム③】 中條 恵美 氏(サステナビリティ基準委員会 常勤委員) 「サステナビリティ開示基準(SSBJ基準)の概要と公開草案からの主な変更点」 |
16:15-16:20 | 閉会のことば(日本公認会計士協会 会長:茂木 哲也 氏) |
16:20-17:00 | 登壇者・会場参加者によるネットワーキング |
実施形態
ハイブリッド(会場参加またはライブ配信)+アーカイブ配信※ハイブリッド(会場参加またはライブ配信)にお申込みいただくとアーカイブ配信も視聴いただけます。アーカイブのみご希望の方もこちらからお申込みください。
※会場参加のお申込みは会場のお席が埋まり次第締め切りとなります。ご希望の方はお早めにお申込みの上、メールにてご連絡ください。
※ライブ配信はZoomウェビナーを使用して配信いたします。視聴用URLはZoom (no-reply@zoom.us)から配信されます。
本セミナーは、終了後に会場参加者向けのネットワーキングを開催いたします。
登壇者や参加者と交流いただけますので、この機会に是非会場までお越しください。
CPDについて
手続き中です。確定次第追記いたします。実務補習単位について
●単位付与条件 会場参加:受付にて署名簿への記入・全時間の受講、ライブ配信:セミナー全時間の受講、受講後のアンケート回答※単位数はページ下部の個別プログラム詳細をご覧ください。
※アーカイブ配信での受講の場合は単位付与対象外となります。
受講料
会員
無料※法人会員:5口未満の会員は1口6名まで、5口以上加入の会員は1口3名まで無料、超過した場合は超過人数1名あたり各回5,000円(税込)
非会員
特別フォーラム①②③それぞれ1回あたり15,000円(税込)※開会・閉会のご挨拶はそれぞれ特別フォーラム①および③に含まれます。非会員枠にて全プログラムご参加の場合、45,000円(税込)のご請求となります。
申込期限
日程
2025年5月20日(火)11:00~17:00
アーカイブ配信期間:2025年6月3日(火)~2025年12月31日(水)
申込期限
会場参加・ライブ配信:2025年5月15日(木) アーカイブ配信:2025年12月20日(土)
プログラム
【11:00-11:10】開会のことば
手塚 正彦

1985年 東京大学経済学部卒業
2002年 中央青山監査法人 代表社員就任
2005年 同法人 理事就任
2006年 同法人 理事長代行就任
2007年 監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ) 社員就任
2016年 日本公認会計士協会 監査・保証、IT担当常務理事就任
2019年 監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ) 退所
2019年 日本公認会計士協会 会長就任(7月22日)
特別フォーラム①【11:10-12:10】日本企業に期待されるサステナビリティ情報開示への取組み
金融庁金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」の議論が行われる中、今年3月にSSBJ基準が確定した。IFRSS1およびS2と高い整合性を有する基準策定を目指した議論に敬意を表するとともに、金融庁のRoad mapに基づき、今後の我が国における法制化に向けた検討が進むことを期待したい。一方、欧州のEU Omnibusを含め、従来とは異なる議論が起きていることも事実である。このような複雑な状況ではあるが、グローバルでビジネスを展開し、世界中の投資家の投資対象である日本企業のサステナビリティ情報開示について、S1およびS2の議論も交え、改めて認識を深める機会となれば幸いである。
実務補習生単位数:1.0単位
小森 博司 氏

1979年埼玉銀行(現りそなホールディングス)入行。1990年住友信託銀行(現三井住友信託銀行)に入社し、証券代行部で信託銀行として初のIR・SRコンサルティングサービスを立ち上げ、特に外国人機関投資家と日本企業との対話の仲介に注力。2015年、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に採用後、市場運用部次長、スチュワードシップ推進課ヘッドとしてGPIFのスチュワードシップ活動およびESGの取組みを推進。PRI Japan Advisory CommitteeのChairおよびPRI Asset Owner Advisory Boardメンバー、CA100+ Asia Advisory Boardメンバー等に就任し、国内外での講演および寄稿多数。2022年3月GPIF退職後、9月より現職。国際大学修士(国際関係学)。
特別フォーラム②【13:00-14:30】日本におけるサステナビリティ開示および保証の展望
サステナビリティに関する取組が企業経営の中心的な課題になるとともに、投資家が中長期的な企業価値を評価する観点から、サステナビリティ情報の開示によって企業経営を可視化することへのニーズが高まっている。
本セミナーは、今後、各企業がサステナビリティ情報開示の充実化を図るにあたっての参考にしていただくことを目的とする。まず、サステナビリティ情報開示及び保証に関する国内での議論の動向を概観する。その上で、金融庁が公表している、令和6年度の有価証券報告書レビューにおいて識別された課題やその対応にあたって参考となる開示例集について説明を行う。また、「記述情報の開示の好事例集2024」に基づいて、投資家・アナリスト・有識者が期待するサステナビリティ情報の開示のポイントや、有価証券報告書の「サステナビリティに関する考え方及び取組」の記載欄にかかる主な好事例の紹介を行う。
実務補習生単位数:2.0単位
野崎 彰 氏

2000年金融庁入庁。経済協力開発機構(OECD)シニア・ポリシーアナリスト、金融庁総務企画局政策課総括企画官、企画市場局企業開示課開示業務室長、総合政策局組織戦略監理官兼企画市場局フィンテック室長、内閣官房参事官兼デジタル庁参事官を経て、現職。
特別フォーラム③【14:45-16:15】サステナビリティ開示基準(SSBJ基準)の概要と公開草案からの主な変更点
2025年3月にサステナビリティ基準委員会より、我が国最初のサステナビリティ開示基準(SSBJ基準)が公表されました。SSBJ基準は、金融商品取引法の枠組みにおいて適用されること、特にグローバル投資家との建設的な対話を中心に据えた企業(プライム上場企業)が適用することを想定して開発が行われており、有価証券報告書におけるSSBJ基準の適用対象企業及び適用時期等については、金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」において検討が行われています。
本セミナーではSSBJ基準の概要と公開草案に寄せられたコメントへの対応、ISSB基準との違いなどを解説します。
<ポイント>
・SSBJ基準の概要
・公開草案に対して寄せられたコメントとその対応
・SSBJ基準とISSB基準の違い
・SSBJ基準の適用を支援する取組みと今後の対応
実務補習生単位数:2.0単位
中條 恵美 氏

新日本有限責任監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)パートナー、日本公認会計士協会 理事(企業会計企業情報開示担当)を経て2022年より現職。
サステナビリティ基準委員会委員としてSSBJ基準の開発に携わる。
【16:15-16:20】閉会のことば
茂木 哲也 氏

1990 年 3月 慶應義塾大学経済学部卒業
2002 年 5月 新日本監査法人(現EY 新日本有限責任監査法人)社員(現パートナー)
2010 年 8月 日本公認会計士協会会計制度委員会 委員長
2013 年 7月 同協会 理事(監査保証・業種別 協力理事)
2016 年 2月 新日本有限責任監査法人(現EY 新日本有限責任監査法人)経営専務理事
2019 年 7月 日本公認会計士協会 常務理事(総務、地域会、地域活性化、渉外担当)、同協会東京会 副会長(特命担当)
2022 年 6月 EY 新日本有限責任監査法人退所
2022 年 7月 日本公認会計士協会 会長就任(現任)
【16:20-17:00】登壇者・会場参加者によるネットワーキング
登壇者と会場参加者の方の交流会を予定しております。この機会にぜひ会場まで足をお運びください。
会場・受講方法
会場参加_東京金融ビレッジ
〒100-0004
東京都千代田区大手町1-9-7 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー5階
アクセスマップはこちら
備考
アクセス:大手町駅から直結(東京メトロ丸ノ内線A1出口(鎌倉橋方面)が最寄り)
大手町駅には、東京メトロ丸ノ内線・半蔵門線・千代田線・東西線、都営三田線が乗り入れています。
ライブ配信
お申し込み後、前日までにお申し込み頂いたメールアドレスに視聴URLをお送り致します。
また、ライブ配信ではZoomを利用します。
事前にこちらのマニュアルをご確認ください。
アーカイブ配信
アーカイブ配信は、ライブ配信と同じ映像を後日再配信するものです。
配信開始いたしましたら、ご案内メールをお送りいたします。
配信期間は本ページ内の日程欄をご覧ください。
ご参加にあたってのお願い・注意事項
●受講者お一人ずつ異なるメールアドレスでお申込みください。共有メールアドレスでのお申込みは受講管理の都合上お受けできかねます。
●荒天、天災、交通災害、通信回線障害、講師の急病その他やむを得ない事情により、セミナー延期、中止、中断させていただくことがあります。
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●受講アカウントの共同利用は固くお断りいたします。必ず受講者ごとにお申込みください。講義映像をスクリーン等に投影し、複数人で視聴するような行為もご遠慮ください。
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●本講座受講者において、迷惑行為及び、進行の妨げとなる行為(不規則発言など)が行われた場合には、強制的に退出させる場合があります。