セミナー紹介IFRSの考え方(全3回)

IFRSの考え方

IFRSを任意適用する企業が徐々に増えてきているが、IFRSはどのような考え方に基づいて開発されているのであろうか。また、理解が難しいというよりも、腑に落ちないIFRSに遭遇したことはないであろうか。現行のIFRSの適用や解釈も重要であるが、背後にある考え方や会計処理の背景などを理解しようと努めることも、IFSRの任意適用をしている場合はもとより、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みに関しても必要であろう。このセミナーでは、各IFRSの横断的な論点に触れることによって、可能な範囲でIFRSの適切な理解に努める。さらに2018年3月改正のIASBの概念フレームワークを踏まえて、概念的な位置づけを確認し、IFRSにおける今後の方向性や検討課題の把握などに役立てたい。

講義回数

全3回(各回2時間)

実施形態

オンデマンド

FP継続教育研修について

●AFP認定者/CFP®認定者:各回2.0単位
●単位付与条件 受講後にレポートを提出

CPEについて

オンデマンド講座はCPE単位付与対象外です。
「自己学習」としての利用は可能ですので、ご希望の方はご自身で単位の申告をお願いいたします。

受講料

会員

無料

法人会員は一口3名まで無料、超過した場合は超過人数1名あたり各回3,000円(税込)

非会員

1回あたり10,000円(税込)

※ご入金後のキャンセルの場合、恐れ入りますが受講料の返金は致しかねますので予めご了承ください。
なお、他セミナーへの振替受講は可能ですので、ご相談ください。

申込期限

日程

配信期間: 2022年10月11日(火)〜2023年1月10日(火)

申込期限

2022年12月20日(火)

講師紹介

秋葉 賢一 氏

早稲田大学 商学学術院 大学院 会計研究科 教授
<プロフィール>
1986年 横浜国立大学経営学部卒業。同年英和監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所。1989年 公認会計士登録。1998年 同法人社員、2007年同法人代表社員を経て、2009年から現職。2001年から2009年まで企業会計基準委員会(ASBJ)へ出向。これまで、日本銀行金融研究所客員研究員、金融庁企業会計審議会幹事および専門委員、日本証券アナリスト協会試験委員、公認会計士試験委員、国税審議会委員などを務める。
<主な著書>
『エッセンシャルIFRS(第6版)』(中央経済社、2018年)、『会計基準の読み方 Q&A100(第2版)』(中央経済社、2019年)、『報酬にみる会計問題』(日本公認会計士協会出版局、2021年)など

プログラム

第1回 IFRSでは当期純利益よりも包括利益を重視しているのか

配信期間: 2022年10月11日(火)〜2023年1月10日(火)

• わが国との大きな相違といわれているその他の包括利益(OCI)やリサイクリングについて
• 2018年改正のIASBの概念フレームワークにおける当期純利益の説明
• 狭義のリサイクリング(=会計基準上のリサイクリング)と広義のリサイクリング

第2回 IFRSでは公正価値の統一を目指しているのか

配信期間: 2022年10月11日(火)〜2023年1月10日(火)

• 資産負債アプローチに対する誤解
• 2018年改正のIASBの概念フレームワークにおける測定基礎
• 財務諸表の目的と測定
• IFRSにおける減損(IFRS第9号「金融資産」を含む)

第3回 IFRSではヒトもオンバランス化しようとしているのか

配信期間: 2022年10月11日(火)〜2023年1月10日(火)

• 2018年改正のIASBの概念フレームワークにおける認識・測定
• 1970年代からある人的資源のオンバランス化の議論
• モノ(使用権モデルや資産除去債務)と同様の考え方によるヒトのオンバランス化
• 統合報告における人的資本のオンバランス化

会場・受講方法

オンデマンド配信

オンデマンドは、収録済みのセミナー動画を、オフィスやご自宅にてお好きな時間に視聴する方向けの視聴方法です。
お申込みいただいてから受講登録完了までに1~2営業日程度、お時間を頂戴いたします。
セミナー動画は、マイページにログインするとご視聴いただけます。

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