セミナー紹介内部統制の基本と実践的対応(全3回)

内部統制の基本と実践的対応

内部統制という言葉は一般に世の中で使われ始めて20年ほどになり市民権は得たものと考えられます。しかし、そのきっかけが、重大な不祥事への法規制の強化の流れにあったことから、法規制対応として内部統制の構築が進められ、今や形骸化の弊害が大きくなってきていることも事実です。そもそも、内部統制は、経営者の果敢なリスクテイクを支え、コーポレートガバナンスの強化や透明性の高い経営を通して持続的成長を果たす上での重要な経営基盤として期待されてきたものの、その本来の意義が組織全体で十分に理解されていないと思われる事例をよく目にします。サステナビリティ経営や経済安全保障問題など、リスクが多様化する現在、実効性のより高い内部統制を目指すために、内部統制の基本に立ち返るとともに、新たな機会と脅威の立ち向かうための実践的な対応を進めるうえでのポイントを整理します。

講義回数

全3回(各回2時間)

実施形態

オンデマンド

単位

FP継続研修 AFP/CFP®認定者: 各回2単位
●単位付与条件: 当講座受講後にレポートを提出

受講料

会員

無料

注意事項があれば記載

非会員

各回10,000円

※(事前振込制、申込後に請求情報をメールいたします

申込期限

日程

配信期間: 7月12日(火)~10月11日(火)

申込期限

2022年9月20日(火)

講師紹介

神林 比洋雄 氏

プロティビティLLC シニアマネージングディレクタ
1976年、アーサーアンダーセンに入社。国内外を含む監査及びビジネスコンサルティング業務に従事。朝日監査法人(現あずさ監査法人)代表社員、本部理事、アンダーセンワールドワイドオーガニゼーション取締役を歴任。
2003年株式会社プロティビティジャパン(現プロティビティLLC)創設とともに代表取締役社長就任。プロティビティ・エグゼクティブ・カウンシルボードメンバーを歴任。2016年より現職。
公認会計士。日本内部統制研究学会会長(2016年~2019年)

プログラム

第1回 内部統制とは

配信期間: 7月12日(火)~10月11日(火)

・内部統制とは何か、その基本とは
・経営理念と内部統制はどのような関係なのか
・戦略と内部統制はどのような関係なのか
・どこまで整備運用すればいいのか
・内部統制が有効である、とはどういうことか
・内部統制の枠組みとは何か
・長寿企業に学ぶ内部統制の特徴とは

第2回 内部統制と法規制~会社法や金商法が要請する内部統制の要点

配信期間: 7月12日(火)~10月11日(火)

・会社法・内部統制システムの重要ポイントとは何か
・金商法・財務報告に係る内部統制報告制度の重要ポイントとは何か
・企業集団およびサプライチェーン(供給網)における内部統制の実効性を高めるには
・内部統制の形骸化に対処するには

第3回 ガバナンスとリスクと内部統制

配信期間: 7月12日(火)~10月11日(火)

・内部統制はコーポレートガバナンスを強化に役立つか
・内部統制は不正・不祥事を撲滅できるか
・内部統制を三様監査の連携において共通言語とするには
・内部統制はサステナビリティ経営にどう貢献できるか
・デジタルトランスフォーメーションにおいて注意すべき内部統制とは
・未来の内部統制とは

会場・受講方法

オンデマンド配信

オンデマンドは、収録済みのセミナー動画を、オフィスやご自宅にてお好きな時間に視聴する方向けの視聴方法です。
お申込みいただいてから受講登録完了までに1~2営業日程度、お時間を頂戴いたします。
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