セミナー紹介価値創造の戦略的コーポレートファイナンス(全3シリーズ(予定))

価値創造の戦略的コーポレートファイナンス

2023 年 3 月に東証が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を公表してから、PBR や株価に対する意識が大きく変わりました。
本講義では、PBR1 倍割れ企業が多いことだけではなく、2 倍を超える企業が少ないことも日本の論点だととらえ、企業価値低迷から脱却を目指す企業、そしてさらなる成長を召す企業、それぞれの価値向上について議論します。
とくにROE の改善、ROIC 経営と資本コスト、CCC(キャッシュコンバージョンサイクル)、キャッシュフロー経営、事業ポートフォリオの組み替え、同意なき買収など、コーポレートファイナンスを知るうえで欠かせないトピックについて、2025年度のトレンドをふまえて解説します。

CPDについて

セミナーごとに異なります。各セミナーのプログラムをご確認ください。

実務補習単位について

セミナーごとに異なります。各セミナーのプログラムをご確認ください。

お申込み方法について

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受講料

会員

無料

※法人会員:5口未満の会員は1口6名まで、5口以上加入の会員は1口3名まで無料、超過した場合は超過人数1名あたり各回5,000円(税込)

非会員

1回あたり15,000円(税込)

申込期限

日程

「企業価値向上と資本コスト経営–PBR1倍の壁をこえて」
ハイブリッド(会場参加・ライブ配信)
2025年7月17日(木) 14:00~15:30
2025年7月24日(木) 14:00~15:30
2025年8月5日(火) 14:00~15:30
アーカイブ配信期間
2025年7月29日(火)以降順次~2026年7月31日(金)


「説得力を磨くコーポレートファイナンスの思考法―言葉に重みが宿る理論の本質」
ハイブリッド(会場参加・ライブ配信)
2025年11月21日(金)14:00~16:00
2025年11月28日(金)14:00~16:00
2025年12月12日(金)14:00~16:00
アーカイブ配信期間
2025年12月2日(火)以降順次~2026年7月31日(金)

申込期限

ハイブリッド(会場参加・ライブ配信):各回開催日の3営業日前まで アーカイブ配信:2026年7月20日(月)

プログラム

企業価値向上と資本コスト経営–PBR1倍の壁をこえて

2023年3月に東証が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を公表してから、PBRや株価に対する意識が大きく変わりました。
本講義では、PBR1倍割れ企業が多いことだけではなく、2倍を超える企業が少ないことも日本の論点だととらえます。そのうえで、企業価値低迷から脱却を目指す企業、そしてさらなる成長を召す企業、それぞれの価値向上について議論します。
特に、ROEの改善、ROIC経営と資本コスト、CCC(キャッシュコンバージョンサイクル)、キャッシュフロー経営、事業ポートフォリオの組み替え、同意なき買収などについて論じます。

野間 幹晴 氏




一橋大学大学院 経営管理研究科 教授

<プロフィール>
一橋大学商学部卒業、一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。同大学院で博士(商学)取得。2002 年 4 月より、横浜市立大学商学部専任講師。2004 年 10 月より、一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、准教授を経て、2019 年 4 月より現職。主な著書に『退職給付に係る負債と企業行動ー内部負債の実証分析』(2020、中央経済社。2020 年度第 63 回日経・経済図書文化賞、2021 年日本会計研究学会太田・黒澤賞、2022年国際会計研究学会学会賞受賞、2022年日本経済会計学会学会賞)、『業績予想の実証分析―企業行動とアナリストを中心に』(奈良沙織との共著、2024年、中央経済社。日本公認会計士協会学術賞)、『二項動態経営 共通善に向かう集合知創造』(野中郁次郎・川田弓子との共著、2024年、日本経済新聞社)。

企業価値向上と資本コスト経営–PBR1倍の壁をこえて 第1回 企業価値向上に向けた課題:PBRの観点から

2025年7月17日(木) 14:00~15:30
アーカイブ配信:2025年7月29日(火)~2026年7月31日(金)

PBRの観点から、企業価値向上に向けた課題について議論します。

CPD単位数:1.5単位 研修コード:5119
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
実務補習生単位数:2.0単位

企業価値向上と資本コスト経営–PBR1倍の壁をこえて 第2回 ROIC経営と企業価値向上

2025年7月24日(木) 14:00~15:30
アーカイブ配信:2025年8月4日(月)~2026年7月31日(金)

ROICを活用した企業価値向上について解説する。特に、ROIC経営については資本コスト経営とキャッシュフロー経営があることを説明します。

CPD単位数:1.5単位 研修コード:5119
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
実務補習生単位数:2.0単位

企業価値向上と資本コスト経営–PBR1倍の壁をこえて 第3回 資本コスト経営を越えて

2025年8月5日(火) 14:00~15:30
アーカイブ配信:2025年8月15日(金)~2026年7月31日(金)

まず、事業ポートフォリオの組み替えについて説明します。
次に、ROEが簿価リターンであり、時価リターン、すなわちTSR(Total Shareholder Return:株主総利回り)が重要であること、またPBRとTSRの関連について説明します。

CPD単位数:1.5単位 研修コード:5102
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
実務補習生単位数:2.0単位


説得力を磨くコーポレートファイナンスの思考法―言葉に重みが宿る理論の本質

コーポレートファイナンスはビジネスパーソンにとって実践的な知識と思われがちですが、実はビジネスの現場にそのまま応用することは意外と容易ではありません。「資本コストを上回るROE」とか「PBR1倍割れ」とか「株主還元の効果」とか、実際には肚落ちしないまま目先の議論をしていないでしょうか?企業価値の拡大策は企業の状況によって異なる特殊解です。その特殊解に挑むためには根底にある理屈を知ることが必要です。
本講座は、各回のテーマにあるような「いまさら聞けないちょっと意地悪な疑問」を根本から真面目に解き明かし、現場での実践的な応用力を高めることを目的とします。理論のバックグランドと豊富な実務経験を持つ講師が根本からわかりやすく説明し、あなたが持っているコーポレートファイナンスの知識を現場で使える教養に変えます。

※CPD、実務補習生単位については確認中です。確定次第追記いたします。

宮川 壽夫 氏




大阪公立大学大学院経営学研究科 教授、昭和女子大学グローバルビジネス学部 客員教授

<プロフィール>
筑波大学大学院博士後期課程修了。博士(経営学)。
1985年野村證券入社。2000年米国トムソンファイナンシャル・コンサルティンググループに移籍(アジア統括シニアディレクター)。2007年に再び野村證券株式会社に移籍。2010年より大阪市立大学(現大阪公立大学)大学院に専任、同年准教授、2014年教授。2015年ワシントン大学(University of Washington)客員研究員、2020年一橋大学客員研究員を兼任。上場企業の社外取締役・監査等委員を歴任。
主な著書に『ファイナンス学者の思考法 どこまで理屈で仕事ができるか?』(2025年、ダイヤモンド社)、『新解釈 コーポレートファイナンス理論 企業価値を拡大すべきって本当ですか?』(2022年、ダイヤモンド社)、『企業価値の神秘 コーポレートファイナンス理論の思考回路』(2016年、中央経済社)、『配当政策とコーポレート・ガバナンス 株主所有権の限界』(2013年、中央経済社)。他論文、メディア向け論稿多数。

説得力を磨くコーポレートファイナンスの思考法―言葉に重みが宿る理論の本質 第1回 「資本収益性を高める」を根本から考え直す

2025年11月21日(金) 14:00~16:00
アーカイブ配信:2025年12月2日(火)~2026年7月31日(金)

「ROEの改善?実はそれがとてもむずかしいことを知っていますか?」
B/SとP/Lがどうつながっているかその関係を改めて確認しましょう。ROE改善がなぜむずかしいか、改善するには何が必要かがわかります。

説得力を磨くコーポレートファイナンスの思考法―言葉に重みが宿る理論の本質 第2回 「資本コストを上回る」を根本から考え直す

2025年11月28日(金) 14:00~16:00
アーカイブ配信:2025年12月9日(火)~2026年7月31日(金)

「あなたの会社のROEは本当に資本コストを上回れるのですか?その理由はなんですか?」
資本コストの計算式は実は企業が価値を生まない均衡を前提にしたものです。価値を生むとはなにか?改めてその現実的な方法を考えます。

説得力を磨くコーポレートファイナンスの思考法―言葉に重みが宿る理論の本質 第3回 「ペイアウト政策」を根本から考え直す

2025年12月12日(金) 14:00~16:00
アーカイブ配信:2025年12月23日(火)~2026年7月31日(金)

「配当を増やすと株価が上がる?それは本当ですか?その理屈を説明できますか?」
利益配分の理論を基本からマスターし、ペイアウト政策について取締役会でどのような議論をすべきかを具体的に考えます。

会場・受講方法

会場参加_東京金融ビレッジ

〒100-0004
東京都千代田区大手町1-9-7 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー5階
アクセスマップはこちら

備考

アクセス:大手町駅から直結(東京メトロ丸ノ内線A1出口(鎌倉橋方面)が最寄り)
大手町駅には、東京メトロ丸ノ内線・半蔵門線・千代田線・東西線、都営三田線が乗り入れています。

ライブ配信

お申し込み後、前日までにお申し込み頂いたメールアドレスに視聴URLをお送り致します。

また、ライブ配信ではZoomを利用します。
事前にこちらのマニュアルをご確認ください。

アーカイブ配信

アーカイブ配信は、ライブ配信と同じ映像を後日再配信するものです。
配信開始いたしましたら、ご案内メールをお送りいたします。
配信期間は本ページ内の日程欄をご覧ください。

 

ご参加にあたってのお願い・注意事項

●受講者お一人ずつ異なるメールアドレスでお申込みください。共有メールアドレスでのお申込みは受講管理の都合上お受けできかねます。
●荒天、天災、交通災害、通信回線障害、講師の急病その他やむを得ない事情により、セミナー延期、中止、中断させていただくことがあります。
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●本講座受講者において、迷惑行為及び、進行の妨げとなる行為(不規則発言など)が行われた場合には、強制的に退出させる場合があります。

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