役員・会計証券アナリストの実務から学ぶ財務諸表分析・企業価値評価入門
本セミナーは、財務諸表作成者・監査人を対象に、投資家・アナリスト（投資家等）が、実際にどのような形で財務情報等を利用し、企業価値評価を行い、経済的意思決定を行っているか、理解を深めて頂くことを狙いとしています。一般目的財務報告の目的は、その主たる利用者である投資家等が、報告企業への資源の提供に関する意思決定を行う上で有用な情報を提供することである、とされています。それにも関わらず、IR担当者を別とすれば、財務諸表作成に携わる実務者、監査人と投資家等との直接的な接点は意外に少ない状況です。
本セミナーでは、5回にわたり、財務諸表分析に加え、ファイナンス理論・ポートフォリオ理論の基礎、証券アナリストの業務、機関投資家の運用戦略の実際等について概説します。投資家・アナリスト等とのより建設的なエンゲージメントを実現するための基礎知識を習得していただきます。
講義回数
全5回(各回1.5時間)実施形態
ライブ配信＋アーカイブ配信※本セミナーはライブ配信とアーカイブ配信をセットで提供いたします。アーカイブ配信のみ受講希望の方もお申込みいただけます。
※ライブ配信はZoomウェビナーを使用して配信いたします。視聴用URLはZoom （no-reply@zoom.us）から配信されます。
CPDについて
●単位数：各回1.5単位●単位付与条件 ライブ配信：受講後のアンケート回答・全時間の受講
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
※CPD単位取得希望の方は、アンケートに研修登録番号を必ずご記入ください。未記入の場合、CPD単位の付与ができない場合があります。
※アーカイブ配信での受講の場合は単位付与対象外となります。「自己学習」としての利用は可能ですので、ご希望の方はご自身で単位の申告をお願いいたします。
※単位認定研修についての詳細はこちらをご確認ください。
実務補習単位について
申請手続き中です。※単位認定研修についての詳細はこちらをご確認ください。
お申込み方法について
セミナーのお申込み方法は、こちらをご覧ください。受講料
会員
無料※法人会員は一口3名まで無料、超過した場合は超過人数1名あたり各回5,000円（税込）
非会員
1回あたり15,000円（税込）申込期限
日程
ライブ配信
12月12日(木) 13:00～14:30、14:45～16:15
12月13日(金) 13:00～14:30、14:45～16:15
12月17日(火) 14:00～15:30
アーカイブ配信期間
2024年12月24日(火)～2025年7月31日(木)
申込期限
ライブ配信：各回の3営業日前まで アーカイブ配信：2025年4月30日（水）
講師紹介
熊谷 五郎 氏
日本証券アナリスト協会企業会計部長
東京大学金融教育研究センター招聘研究員
東京大学金融教育研究センター招聘研究員
<プロフィール>
1982年慶應義塾大学経済学部卒、1987年 New York University, Stern School of Business卒。
長年にわたるセクターアナリスト、ポートフォリオマネージャーの経験、知見を踏まえ、国内外の会計基準、財務報告・サステナビリティ報告、監査制度等にも幅広く関与。財務諸表利用者を代表して、企業会計基準委員会委員（非常勤）、同ASAF対応専門委員会委員、企業会計審議会会計部会臨時委員、内部統制部会臨時委員等を兼任。また、2014年1月から2024年6月まで、財務諸表利用者を代表して、IFRS諮問会議(IFRS-AC)副議長、資本市場諮問会議（CMAC）委員、IFRS解釈指針委員会（IFRS-IC）委員を歴任。
また、2010年より、京都大学経営管理大学院みずほ証券寄付講座客員教授として、「金融資本市場論」、”Corporate Finance and Capital Markets”を担当し、2024年7月より、東京大学金融教育研究センター（CARF）招聘研究員。
1982年慶應義塾大学経済学部卒、1987年 New York University, Stern School of Business卒。
長年にわたるセクターアナリスト、ポートフォリオマネージャーの経験、知見を踏まえ、国内外の会計基準、財務報告・サステナビリティ報告、監査制度等にも幅広く関与。財務諸表利用者を代表して、企業会計基準委員会委員（非常勤）、同ASAF対応専門委員会委員、企業会計審議会会計部会臨時委員、内部統制部会臨時委員等を兼任。また、2014年1月から2024年6月まで、財務諸表利用者を代表して、IFRS諮問会議(IFRS-AC)副議長、資本市場諮問会議（CMAC）委員、IFRS解釈指針委員会（IFRS-IC）委員を歴任。
また、2010年より、京都大学経営管理大学院みずほ証券寄付講座客員教授として、「金融資本市場論」、”Corporate Finance and Capital Markets”を担当し、2024年7月より、東京大学金融教育研究センター（CARF）招聘研究員。
プログラム
第1回 資本市場と証券アナリストの役割
12月12日(木) 13:00～14:30
アーカイブ配信：2024年12月24日(火)～2025年7月31日(木)
・金融資本市場の基礎知識
・資本市場の働き（価格発見機能）
・情報の非対称性と企業開示制度
・投資における比較の重要性
CPD単位数：1.5単位 研修コード：6402
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
第2回 企業のビジネスモデルの理解と財務諸表分析
12月12日(木) 14:45～16:15
アーカイブ配信：2024年12月24日(火)～2025年7月31日(木)
・ビジネスモデルの理解
・成長要因、リスク要因の分析
・資本効率の分析
・エクイティ・ストーリーの重要性
CPD単位数：1.5単位 研修コード：5119
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
第3回 企業価値評価の基礎
12月13日(金) 13:00～14:30
アーカイブ配信：2024年12月24日(火)～2025年7月31日(木)
・将来CF予想
・企業価値評価モデル（DDM、残余利益モデル、DCF）
・バリュエーション指標のいろいろ
・投資格付とは
CPD単位数：1.5単位 研修コード：5119
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
第4回 コーポレートファイナンス理論・投資理論の基礎
12月13日(金) 14:45～16:15
アーカイブ配信：2024年12月24日(火)～2025年7月31日(木)
・事業投資と証券投資の違い
・企業価値拡大のための意思決定
・資本コストの推定
・MM理論と最適資本構成
CPD単位数：1.5単位 研修コード：5119
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
第5回 機関投資家とのエンゲージメントの勘所
12月17日(火) 14:00～15:30
アーカイブ配信：2024年12月24日(火)～2025年7月31日(木)
・二つのコードと機関投資家の役割
・運用戦略の違いによるエンゲージメントのポイント
・企業の成長戦略、資本効率と資本コストをめぐって
・サステナビリティをめぐって
CPD単位数：1.5単位 研修コード：6402
※本セミナーは日本公認会計士協会の社外役員推奨研修として認定を受けています。
会場・受講方法
ライブ配信
お申し込み後、前日までにお申し込み頂いたメールアドレスに視聴URLをお送り致します。
また、ライブ配信ではZoomを利用します。
事前にこちらのマニュアルをご確認ください。
アーカイブ配信
アーカイブ配信は、ライブ配信と同じ映像を後日再配信するものです。
配信開始いたしましたら、ご案内メールをお送りいたします。
配信期間は本ページ内の日程欄をご覧ください。
ご参加にあたってのお願い・注意事項
●受講者お一人ずつ異なるメールアドレスでお申込みください。共有メールアドレスでのお申込みは受講管理の都合上お受けできかねます。
●荒天、天災、交通災害、通信回線障害、講師の急病その他やむを得ない事情により、セミナー延期、中止、中断させていただくことがあります。
●本セミナーの録画・録音・撮影、スクリーンショットやダウンロード、また資料の無断転用は固くお断りいたします。
●受講アカウントの共同利用は固くお断りいたします。必ず受講者ごとにお申込みください。講義映像をスクリーン等に投影し、複数人で視聴するような行為もご遠慮ください。
●本講座の記録及び広報のため、本講座の様子を撮影又は録画し、参加者の方を特定しない形で利用をさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
●本講座受講者において、迷惑行為及び、進行の妨げとなる行為（不規則発言など）が行われた場合には、強制的に退出させる場合があります。