会計基準を経理・決算実務に適用していくにあたっては、単に会計基準の定めを当てはめるのではなく、会計基準が設定された背景やその考え方を理解し、その定めを実際の取引に適切に用いていくことが求められます。また、最近では税効果会計、固定資産の減損会計など、「会計上の見積り」が求められる会計基準も多く、これらに関しては、適切な計算方法や仮定の設定、さらに将来の予測といった場面で高度な判断が求められるため、会計基準が何を求めているのか、その本質を理解しておくことが重要です。
こういった状況を踏まえて、会計基準のコンセプトを学んだ上で、実務にどう当てはめていくのか、ケーススタディや設例も用いながら学習をすすめます。また、各回のポイントは「演習問題」で復習し、その解説によって知識の定着を図るとともに、実践力を身に付けることができます。