J3(2020年期生)及び再提出者 各位
2023年7月25日
東京実務補習所運営委員会
追論文の実施について(2022年期)
2022年期の追論文を以下の要領で実施します。提出期限内(2023年8月22日(火)まで)に研究報告書を必ずデータで提出してください。
追論文は、テーマに関する論理の展開、結論の導き方、文章表現など研究報告書作成についての全体的な構成能力等を評定します。詳しくは「5.評価・成績について」を確認してください。
- 追論文の再提出を希望する補習生は、必ず「6.再提出者について」を確認の上、手続を取って提出してください。
- 休所により課題研究を提出できなかった補習生が実務補習を再開して提出する場合は、必ずこちらを参照の上、提出してください。
- 東海・近畿・九州の実務補習生は、自身の所属する補習所のウェブサイトから実施要領を確認してください。こちらは東京実務補習所及び支所の実施要領となります。
【Attention】
①研究報告書作成ガイダンス講義の動画視聴について
研究報告書作成の基本的な事項及び留意点について解説した、「研究報告書作成ガイダンス講義」の動画を配信します。課題研究作成に関する注意事項等、重要な内容となりますので、必ず視聴してください。
視聴はこちらから (補習生マイページ ログイン後、画面右上「動画配信」より視聴ください。)
②無断引用(剽窃行為)への対応について
提出された研修報告書は、「コピー&ペースト判定支援ソフト」を利用してチェックを行います。他の文献やウェブサイトからの無断引用(剽窃行為)や複写、盗用が疑われる提出者については、「運営委員による意見聴取」を行い、運営委員会にて対応(処分等)の審議を行い処罰する場合がありますので、引用する場合は十分に注意してください。
1.対象者について
- J3(2020年期生)
- 修業年限短縮者
- 再提出を希望する者(最終学年者)
- 継続生
2.テーマについて
提出を希望される実施回のテーマで研究報告書を作成すること。
第1回~第6回 | テーマ |
テーマ選択に当たっての注意事項
- 転所等により補習所、班に変更がある場合は、テーマ発表時に在籍していた実務補習所、班のテーマで提出すること。
- 任意の企業等を設定するテーマにおいて、職業専門家に求められる守秘義務の責務に抵触する可能性のある行為(自身の所属する監査法人の監査クライアントやあなたが所属する事業会社を選定すること、監査クライアントの調書を参考にすること等)を行わないこと。
3.作成について
研究報告書の構成
①表紙、②本論、③出典・参考文献でページを分けて明確に区別し、②本論にはページ番号を付けること。②本論に「目次」、「はじめに」、「おわりに」を記載しても差し支えないが、文字数には含めない。なお、③出典・参考文献を記載する際には、出典に関する注意事項、参考文献に関する注意事項を厳守すること。特に、引用箇所は、「 」(引用符カッコ)でくくり、出典を明確(頁数も記載)にするといった引用ルールを無視した場合、無断引用(剽窃行為)となり「不正行為」として処罰対象となるので注意すること。
また、研究報告書末尾に記載する出典と参考文献は、明確に分けて記載すること。
文字数
提出実施回毎に異なるので確認してください。(本論のみ。本論以外は、文字数に含めない。)
※本論における文字数には、「目次」、「はじめに」、「おわりに」は含めない。

提出
Wordで作成し、A4横書き(1ページ横40文字×縦40行の設定1,600文字)とすること。
①必ず所定の様式をダウンロードして使用すること。
表紙には、上部に「対象の実施回」、中央に「テーマ(各実施回テーマの全文を省略せずに記載するこ
と。)」、下部の「研究報告書作成にあたって」の各事項にチェックを入れ、「期、班、補習生カード
番号、氏名及び字数」を必ず明記すること。
②表紙に不備があった場合、採点されない場合があるので必ず指示に従うこと。(表紙記入例)
③本論と出典は、A4横書き(1ページ横40文字×縦40行の設定1,600文字)とすること。
(参考:レイアウトサンプル(印字例))
作成に当たっての注意事項
- 課題研究提出前チェックシートを利用し、自身で事前にチェックを行うこと。
- 表紙下部の「研究報告書作成に当たって」の各事項にチェックが入っていない場合、宣誓事項を守る意思がないとみなし採点対象外とされることもあるので注意すること。
- 指定以外の表紙の使用や用紙サイズ違い、字数不足や字数超過などの形式不備があった場合は、評価点から減点されるので注意すること。
- 本論における文字数には、「図表等」は含まれないので注意すること。
- データファイルの提出を求めることがあるので、ワープロ等で作成した際のデータファイルは削除せず、当期中は保存しておくこと。
- 他人の研究報告書の丸写しやウェブサイトからのコピー&ペースト、出典に関する注意事項、参考文献に関する注意事項のルール無視による無断引用(剽窃行為)などを行った者、及び『職業専門家に求められる守秘義務の責務に抵触する可能性のある行為』を行った者は、運営委員会で審議の上、相応のペナルティを科す。
4.提出について
登録期間
2023年7月25日(火)~2023年8月22日(火)23:59までに登録すること。
課題研究のデータ提出方法について
データ提出は、補習生マイページ(取得単位の確認)より行っていただきます。
登録手順・注意事項につきましては、下記を参照ください。
【提出手順】
- 補習生マイページ(取得単位の確認)へログインする
- 画面左「■課題研究提出等」(東京のみ)をクリックする
- 提出する回を確認し、所属する班を選択する(過年度生・再提出者は所定の班を選択)
- 「提出ファイルの選択」をクリックする
- 自身の提出する班を確認し、「参照」より提出するMSワードファイルを選択する(提出ファイル名:9桁の実務補習生カード番号)
- 「提出ファイルの登録」をクリックすることで登録完了となる
- 氏名、提出回、実務補習生カード番号が記載された受付完了メールが登録しているアドレスへ送信される
- データ登録後、補習生マイページより登録データが確認できるため、必ず確認すること
【注意事項】
- 表紙と本論を1つのデータにして登録してください。(別々に登録した場合、採点されない場合があります。)
- 登録するデータは1テーマ1つとなります。(データを複数回提出した場合は、提出期限までに登録された最後のデータが採用されます。)
- 提出ファイル名はご自身で管理しやすい任意のファイル名を付けてください。(補習生マイページにデータを登録すると画面左上のカード番号・班のファイル名で自動的に登録されます。)
5.評価・成績について
採点方法
提出された研究報告書は、内容面と形式面に分け採点される。
研究報告書を作成する際は、各テーマにおける論点整理はもちろんのこと、資料を収集・整理・分析し、考察や検討を行い、自分なりの結論を得ることが求められていることを理解し、採点者を納得させるだけの内容となるように心掛けること。
《内容点について》
①主題に対する明確さ | テーマに合致した論を展開しているか |
②情報収集、集約力 | 収集した情報の中から、必要な情報を取捨選択し まとめることができているか |
③論理性、説得力 | 論理展開が適切であり、読み手を納得させることが できているか |
④文章力 | 文章の破綻がなく、意味が読み取れるか |
《形式点について》
①表紙について | ・表紙が添付されているか ・必要項目が正しく記入されているか (テーマ省略、氏名・補習生番号未記入など) ・表紙の宣誓事項にチェックがされているか ・表紙フォームの崩れがないか (補習所指定のフォーマットを勝手に変更等している場合など) |
②引用及び参考文献・出典について | ・参考文献と出典の区別がされているか ・参考文献の記載があるか (参考文献無しの場合は「参考文献なし」の記載が必要) ・本論には引用符「 」で括られているが、出典への記載がない (出典記載忘れ)状態でないか ・引用符「 」があるか (出典の記載があるが、本論の当該箇所に付け忘れ) |
③規定文字数過不足について | ・規定文字数の下限又は上限から大幅に過不足がないか ・ワード文字カウント機能を使い本論のみの字数を記載できているか |
④基本的な論文構成について | ・章立てがされているか ・ページ数の記載があるか (本論下部にページ数の記載が必要) ・改行や段落に不備がないか |
⑤その他 | ・文体(です・ます/だ・である)の統一がされているか ・誤字脱字がないか ・不自然にフォントが違う箇所がないか |
成績発表
課題研究の採点結果(成績・単位)は、補習生マイページにアップされる。
なお、提出された研究報告書は返却しない。
成績及び取得単位
【2017年期以降に入所した補習生(再入所含む)】
すべての課題研究の成績(点数)を合計し、10で除した数(1未満の端数切り捨て)が単位として付与される。なお、各回で40点以上の成績を取る必要があり、0点から39点までの成績は単位の計算に含まれない。
【2016年期以前に入所した補習生(再入所含む)】
課題研究の成績(点数)によって単位が付与される。単位の計算方法については、40点以上の成績から10の位を単位数(1の位は切り捨て)として付与する。
なお、0点から39点までの成績には単位が付与されない。
点数 | 0-39 | 40-49 | 50-59 | 60-69 | 70-79 | 80-89 | 90-99 | 100 |
単位 | 0 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
修了要件
【2017年期以降に入所した補習生(再入所含む)】
全6回の課題研究において研究報告書をすべて提出し、「36単位以上」取得すること。
各回の課題研究につき成績が「40点以上」であること。
【2016年期以前に入所した補習生(再入所含む)】
全6回の課題研究において研究報告書をすべて提出し、「36単位以上」取得すること。
各回の課題研究につき「4単位以上」取得すること。
6.再提出者について/下位学年提出
テーマ
再提出者は、テーマ発表時に所属している班と同じ番号の班の2022年期テーマで提出すること。
なお、2013年期生以前の補習生で、自分の班と同じ番号の班が無い場合は「42班」のテーマで提出すること。
申込方法
作成論文の登録及び提出料の決済が必要です。(本科継続生は除く)
提出料の決済画面サンプル

決済方法について
eラーニングシステムにログイン後、「考査[追試験]・課題研究[追論文]申込」メニューを選択し、「一覧」から提出を希望する実施回を選択し「申込む」ボタンを押すこと。
決済用のウェブサイトに移動するので、画面の指示に従ってクレジットカード/Pay-easy(インターネットバンキング)による決済手続きを完了させること。
決済完了後に、登録されているメールアドレスに受付完了のメールが届くので必ず確認すること。
注意事項
- 申し込み開始は提出期間と同様となる。開始前の申込は受付けない。
- 申し込み締切は提出期限最終日の23時59分までとなる。締切後の申込は受付けない。
- 提出期間中にキャンセルを希望する場合は、eラーニングシステムよりキャンセルしてください。
※pay-easyでの決済は、システム内でキャンセル処理ができないため、東京実務補習所事務局へ連絡してください。(TEL03-3510-7862 mail:ja@jfael.or.jp)
※提出期間後のキャンセルはできません。
問合せフォームから必要事項と「キャンセルしたい課題研究実施回(申込締切日時前のものに限る)」を入力してキャンセルの旨を連絡すること。 - 申込締切日時後のキャンセルは返金せず、他の課題研究実施回への振替もできない。
本科継続生が再提出する場合 (訂正7/31)
追論文については、本科継続生であっても提出料がかかります。
eラーニングシステムにログイン後、「考査[追試験]・課題研究[追論文]申込」メニューを選択し、「一覧」から提出を希望する実施回を選択し「申込む」ボタンを押すこと。
提出料 無料
申込方法
特段の手続きは不要。自身の所属する班のテーマで作成した研究報告書を期限までに提出すること。
昨年の課題研究実施時期に休所により課題研究を提出できなかった補習生が再提出する場合
特段の手続きは不要。自身の所属する班の2022年期実施のテーマで作成した研究報告書を期限までに提出すること。ただし、再提出の際には必ずこちらを参照の上、提出すること。