理事長ご挨拶

 

理事長 手塚正彦 

  2022年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
  当法人は、会計、監査及び税務に関心を有する方の教育研修に対するニーズを的確に把握し、教材の開発及び教育研修を行なうことによって、会計人材の育成と会計リテラシーの向上に貢献することを目的として2009年7月に設立されました。設立以来13年にわたる関係各位の多大なご協力に改めて感謝申し上げます。
  昨年、当法人は、「機構の将来像」検討会を組成し、10年先を見据えて、当法人が生み出す価値、育成する人材・スキル、事業領域等について幅広く検討しました。検討結果は以下のとおりです。

① 当法人が産み出す価値の明確化と当法人が育成する人材
 社会が複雑化し、環境変化が激しく、価値観が多様化している現代においては、会計を有効に活用して企業や組織の状況を客観的に把握した上で、質の高い意思決定を行うことができる人材がこれまで以上に求められます。当法人は、「我が国の会計人材の育成、会計リテラシーの向上に貢献する」という当法人のミッションを真に実現するために、会計・監査・税務に主軸を置きながらも、これらの知識に留まることなく、時代に適合した幅広い知識とスキルを兼ね備え、社会の課題解決に貢献できる人材を育成してまいります。
 具体的には、伝統的な会計・監査の知識に加えて、ファイナンス、コーポレートガバナンス、サステナビリティ情報を含むディスクロージャー等についての知識の習得を支援するとともに、論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力等の、知識を活用するための高いスキルを兼ね備えた人材の育成を目指します。

当法人の事業領域と取組方針
 当法人が産み出す価値と育成する人材像に基づいて、10年先を見据えて当法人の事業基盤の強化と事業の拡大に取り組むことといたします。短期的には、これまで手掛けてきた研修事業(役員・会計実務家研修)と公認会計士関連事業(実務補習、CPE研修)の充実に注力いたします。
 具体的には、研修事業について、ファイナンス、コーポレートガバナンス、サステナビリティ情報を含むディスクロージャー等の領域のプログラムを充実し、会員数の増加に取組みます。公認会計士事業については、日本公認会計士協会との連携をさらに強化し、幅広い専門知識に加えて、論理的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力等を身に付けたプロフェッショナルの育成に取り組みます。
 これらの既存事業の基盤強化を実現した後に、事業化の可能性を慎重に見極めた上で、人材育成事業、教育支援事業、出版・コンテンツ事業等の新たな事業領域に、当協会の活動を広げてまいります。

 新たな年を迎え、当法人は、「我が国の会計人材の育成、会計リテラシーの向上に貢献し、国際的にも評価される質の高い会計人材の育成を通じて、我が国における経済社会の発展に貢献する」という設立の趣旨を実現すべく、気持ちを新たに全力で取り組んでまいります。関係各所には、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

2022年1月
一般財団法人 会計教育研修機構
理事長  手塚 正彦

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